21世紀のビジネスパーソンの「イキイキ」を追い求める

研究活動

●調査研究●

★「イキイキ人材」の分析(1999年9月~2000年1月)

  • 一般のビジネスマン、神戸大学社会人MBAの学生のそれぞれのグループの中で、イキイキにかんする相互調査を実施し、各グループで最もイキイキとしていると見られている人にインタビューを行った。
  • インタビューには年次によってイキイキの度合いを示した「イキイキチャート」を作成し、イキイキの変遷、きっかけ、要因などを確認した。

⇒調査結果は第29回ビジネスインサイトワークショップにて発表

★「F製薬メーカー営業所におけるチームのイキイキ」調査(2001年3月~11月)

  • 「イキイキした営業所」として評価が高かったが人事異動後、イキイキ度が減少していた
  • 営業所チーム全員にイキイキチャートとともにインタビューを実施。
  • 異動で転出した人にも同様のインタビューを実施
  • イキイキ減少の背景にはリーダーのリーダーシップや組織の目標の共有化など、一般的な組織課題が存在したが、APO研としての発見は転出した人が、自ら次期リーダーとして異動することを念頭に置きリーダーであればどう考え、行動するかを考えながらチームマネジメントの補佐をおこなっており、その彼の転出によって、チーム内の意思疎通が難しい状況を招いたということが判明した。
  • これより、主体性を持って各自がチームに参画するとともに、特に次期リーダー候補の人材にはその意識を高めることがチームのイキイキに大きく貢献することがわかった。

★「アメフトチームのイキイキ」調査(2001年11月~2002年10月)

  • ビジネス組織では売上や勝敗のはっきりしない場合がありチームのイキイキ要因がわかりにくいため、スポーツチームを調査することで、ビジネスマンの組織との比較からイキイキ要因が抽出できないか、ということで開始。
  • 大阪府立大学のアメリカンフットボールチームの全員に「イキイキチャート」を作成を依頼し、特に特徴のある回答者にインタビューを実施
  • 尊敬できる監督、リーダー、「勝つこと」「試合に出たい」など極めてシンプルなイキイキ要因であった

●ワークショップ●

*敬称略。なお所属、役職は開催当時のものです

★キックオフシンポジウム「選別から選択の人事へ」 (1998年8月18日)

コーディネーター 加護野忠男氏(神戸大学経営学部長)
基調講演 小林恵智氏
パネリスト 山田邦夫氏(ロート製薬代表取締役)
三木一弘氏(株式会社ワールド)
北村修一氏(松下電器産業) ほか

★第29回ビジネスインサイトワークショップ
「ビジネスマンのイキイキについて」(2000年3月4日)

司会 加護野忠男氏(神戸大学経営学部長)
基調講演 小林恵智氏
研究発表 寺田浩章氏(ロック・フィールド)、石見一女氏(キャリアステージ)
研究発表講評 金井壽宏氏(神戸大学経営学部教授)
パネル討議
コーディネーター 加護野先生
パネラー 金井先生
小林先生
三木氏(ワールド)
北村氏(松下電器産業)
寺田氏
石見氏

☆調査結果「ビジネスマンのイキイキ」 人と組織の活性化研究会

●論文●

★「イキイキ人材の特性」

・石見一女(キャリアステージ) ビジネスインサイト2000年夏号

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